CSVの取り組み実績

ウッドシティ川崎

森林資源のない川崎市で、国産木材に対する市民への意識の醸成や、民間建築物への木材利用の促進、木材利用だけではない林産地の活性化など、脱酸素社会を見据えた木材利用を促進する取組の提案・実行支援を行っています。〔川崎市木材利用促進事業受託(2019年~2022年)〕

福島市矢祭町-地域活性化

福島県の南端に位置する矢祭町で、中山間地の「まちなか」が抱える諸課題を、地域内外のつながり(=コミュニティ力)を活かし、課題の発掘から解決までを総合的にコーディネート、住民主体のまちづくりのための総合支援を行っています。〔まちなかコミュニティ力向上事業受託(2019年~)〕

委託パートナーの一員として運営を行う新潟県立自然科学館の場を活用した企業理念やCSV・SDGs等への取り組みについて直接訴求する展示や、地域事業者のCSV事業につながる体験型プログラムの開発・イベント等を企画し、企業の社会価値を創出しています。
(2020年~)

白神めぐみ寿司プロジェクト

2016年に北海道新幹線開通に合わせて、弘前市内の地場産業・観光業者とCSV会員企業が連携、「食」「インバウンド対策」「地元産業の利用高度化」をキーワードに、産業の後継者問題や高齢化といった社会課題を解決する取組を事業化しました。〔2013年~2018年〕

村に暮らす人がより健やかに、豊かに暮らし続けるために、残すべき村の魅力はなにか。そして、補うべきはなにか、そのためにどのような仲間を増やせばよいか。日常ではつながることのない、世代、業種を超えた村民同士の対話の場を創りながら、村の未来を支え、築いていく『仲間づくり』を支援しました。〔2023年~〕

多様な主体の参画による里山や平地林などの緑や自然の保全や活用を通じて、社会課題の解決地域の魅力や価値向上を図るための仕組みや取組を総合的に推進するための 企画・運営・コーディネートを支援しました。〔2023年~〕

CSVのできること

具体のSDGs/サステナビリティ事業の立ち上げと実装支援を行いながら、事業に関わる企業社員に対し、実地研修も併せて行います。CSV観点に基づく事業創出が可能な社員を育成します。

セッションで扱ったテーマや会員企業から持ち込まれた事業案件に対して、特定の会員を中心としたプロジェクトチームを構築し、専門的知見を活かした事業立ち上げに必要なサポートを行います。

SDGs/サステナビリティ経営の適切な推進による、企業価値および社会インパクトの創造、ステークホルダーからの信頼構築を目指し、社外戦略と社内戦略の構築や、持続性あるイノベーション事業開拓を伴走いたします。

社会課題やCSV事業に資する最新情報を提供するとともに、講演者および参加者双方向の情報共有の場を設けています。現在進行形の国のビッグプロジェクトにおけるキーマンをゲストスピーカーとして招聘し、講演後はテーマに対する意見交換や、会員企業が行うCSVに関する取組みやシーズや課題などに関する情報共有を行います。CSVビジネスに必要な情報収集の場として、日常業務の中で出会えない業界業種の方と連携する機会として、ご活用ください。

MISSION

ビジネスの力で社会的課題に取り組み、社会と企業の価値を両立させる

現代社会では地域を問わず、高齢化対応・地域の活性化などの社会課題、気候変動などの環境問題など、多くの課題を抱えています。

これまで、多くの企業はCSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)やISO26000の理念で行動をしてきました。しかしながら、今後は理念だけにとどまらず、企業本来の事業力を生かし、競争優位を獲得するための「経営戦略」として、よりよい社会や持続可能な未来を創造する、つまりはCSV(Creating Shared Value)の事業化がより求められています。 し、CSV事業の推進と普及を行います。産官学民の連携による新しいビジネス当機構は、新たな価値観に基づく社会の創出や、生活者のQOLの向上を目指し、CSV事業の推進と普及を行います。産官学民の連携による新しいビジネスモデルの構築とその事業化に向け、当機構がプラットフォーマーとなり、戦略的なチームビルディングやオープンイノベーションなど、総合的な事業構築をご支援いたします。

『CSV(Creating Shared Value)とは』

社会問題の解決と企業の利益、競争力向上を両立させ、社会と企業の両方に価値を生み出すための経営フレームワークです。資本主義のメカニズムを生かし、ビジネスの力で社会的課題に取り組み、社会価値と企業価値の両立と、ソーシャルインパクトの継続的拡大を促します。